機材外観
自由なコメント
少し前、一世を風靡したパワードモニター。
制作で音を聞くということを正確に表現すると、データの状態を確認している、と言える。
コンピューターから直接頭の中にデータを送り込むことは、少なくとも現代では不可能なので、スピーカーなどのモニターで音を鳴らして聴くしかない。
正確にモニターするために、モニターはとても大事である(当たり前)。
そして、モニターというのは長年使って慣れてしまうと、変えるのが難しい。
自分が慣れたモニターだと、音の状態を正確に把握することができるが、慣れていないモニターだと、間違える可能性がある。
そういうことがあって、これも今まで何度か変更を検討したが、ずっとこれを使っている(予備まである)。
特に不満がないのである。
とはいえ、他のスピーカーを使ってみたくないことはないので、いつか挑戦したい。
ニラジ・カジャンチ氏がYOUTUBEで述べているように、スピーカーというのはスタジオの顔であり、写真などを撮るときにみんなスピーカーの前で撮る。
そういう時の映えのためにも、もっと物々しいスピーカーを置いておきたいとは常々思ってはいるが、如何せんスタジオが狭いと簡単ではないのです。
ちなみに、スピーカーからのモニター音を考えるとき、スピーカー本体の機種より周りの壁等の方が影響が大きいと思っている。
僕は、スピーカーの後ろは24K100mmのグラスウールを敷き詰めて吸音壁を作って極力吸音、横は何もしない、という形にしている。
基本的にはデッドにした方が音の定位などがわかりやすいと思うが、薄い吸音材を使うとローが残ってハイ落ちした音になると思うので、やりすぎても難しいことになると思う。
スタンドは自作の絶対に共振しない超重量級スタンド。
一応オーディオテクニカのインシュレーターを敷いている。
FOSTEXは日本のフォスター電機株式会社の自社ブランド。