機材外観
自由なコメント
SONYの定番ヘッドフォン。
すごくハイ上がりな音がする。
元々はSONYの内部で使用するために作られたヘッドフォンで、市販はされていなかったそう。
今となっては特にこれを使う必要はないと思っている。
他に良いヘッドフォンはたくさんある。
90年代になぜこの機材が業界で定番になったのかであるが、ハイ上がりの特性のためノイズがわかりやすいからではないかと思う。
特にテレビの収録などでロケをするとき、音響さんは周囲の雑音のなかでヘッドフォンをつけて作業することになる。
そんな時にこのヘッドフォンの特徴的な音は「どんな音が録れているか」を正しくモニターするのに役立ったのではないか。
また、このヘッドフォンは音楽制作に使用すると、マイクで録ったばかりの無処理の音でも、エッジの効いたミックス後のような音で聴くことができる(語弊があるかもしれない)。
90年代などはそのような特徴が仕事的に有利だったため、広く使用されたのではないだろうか。
特徴を活かして使用する場面では、現在も有効な機材なのかなと思う。
一つだけ、念の為所有している形。