しかし、その仕組みと使い方を正しく理解している方は少ないです。
正しい知識を得ることで、ノイズの低減、複雑な機材の使用や応用、事故防止、ケーブル自作によるコスト削減、技術スタッフとのコミュニケーションの円滑化等、様々なメリットが得られます。
1.各部の名称
 
	プラグ(コネクタ)
ケーブルの先端についている機材に差し込む部分です。
		差し込み口の中で端子と端子が接触することによって機材と音声信号を受け渡しします。
		接触することによって通電するという構造自体が貧弱な上、抜き差しを繰り返すので壊れやすく、よくトラブルの元になります。
		用途に応じていろんな種類があります。
ケーブル
プラグとプラグを結ぶ導線部分です。
		ケーブルには送れる電流の最大値が定められており、限界を超える大きさの信号(電流)を送ってはいけません。
		具体的には、アンプ出力にはスピーカーケーブルを使用せねばならず、楽器用のシールドケーブルを使用してはいけません。
		また、ケーブルには少しですが電気抵抗があり、ノイズも拾うので、音質的には短いほうが良いです。
		しかし、楽器用ケーブルやマイクケーブルは短すぎても使いづらいので、短すぎず長すぎないものを選びたいところです。
2.バランス伝送とアンバランス伝送
ケーブルはその構造によって1本につき1つしか信号を送れないものから2つ(もしくはそれ以上)の信号を送れるものがあります。
アンバランス伝送
1つしか信号を送れないケーブルで可能です。
楽器用ケーブルなど、短距離の伝送に使用します。
 
	バランス伝送
2つ信号(HOTとCOLDと言います)を送れるケーブルを用います。
 
	3.ステレオ伝送
これは、2つの信号を送れるケーブルを用いて、LとRの二つの信号を送っているからです。
 
	4.ケーブルによる送れる信号の数
1つしか信号を送れないもの
プラグがTSフォンのもの
2つの信号を送れるもの
プラグがXLR(キャノン)、TRSフォンのもの
※XLRプラグは通常、ステレオ伝送用途ではなく、モノラルのバランス伝送用途に使用されます。
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